射水市への移住を考える

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富山県の中央に位置している射水市は、隣接する富山市や高岡市のベッドタウンとして人気なだけでなく、有名企業の支社や工場もあるなど、物流やビジネスの拠点としても発展しています。また、かつては海運の中継地としても栄えており、その名残である運河の景観は「日本のベニス」とも呼ばれ、映画やドラマのロケ地としても利用されています。

射水市の特徴

射水市や富山県が用意している移住者支援制度について、詳細をご紹介しますので参考にしてください。

射水市の移住支援制度

きららか射水移住支援事業補助金制度

平成25年4月1日以降、射水市への定住を目的として、「射水市空き家情報バンク」へ登録されている空き家を購入する場合、その費用の一部が助成されます。また、中学生以下の子供の数（2人以上）によって費用の上限が増額されることも特徴です。

木造住宅耐震診断・改修等支援事業

市内にある木造一戸建で、その半分以上が昭和56年5月31日以前に建てられた住宅に関して、耐震改修・リフォーム費用の助成や耐震診断の支援などが実施されています。なお、耐震診断に関してはいったん自己負担額を支払うものの、その後に費用が助成されるため、実質無料で受けられることが特徴です。

射水市では、市内への移住者に対する支援制度をほかにも数多く用意しています。詳細については射水市の「未来創造課地方創生係」に問合せてください。

射水市若者世帯定住促進家賃補助事業

平成28年4月1日から令和3年3月31日までの期間、市内の民間賃貸住宅に住む若者世帯を対象に家賃の一部補助を行っています。2年間の期限付きですが、民間賃貸住宅の家賃の1/2または月額2万円までの補助を行っているのが特徴です。

射水市三世代同居住宅支援事業

平成29年4月1日から令和2年3月31日まで、市内の三世代同居住宅のリフォーム工事費の補助を行っています。親と子と孫、または親と孫の同居世帯であることが条件となっているのが特徴です。

射水市の企業サポート

就業研修者支援事業

富山県農林水産公社の農業体験研修または漁業体験研修において、指定された事業所で研修を受ける方に対して補助を行っています。

就業者居住支援事業

60歳までの認定就農者の方が市外から市内へと転入する場合に、居住支援を行っています。

射水市の新社会人サポート

明日の射水を担う若者定住助成金制度

日本学生支援機構奨学金や射水市の奨学金を活用して大学進学を果たした学生に向けて、奨学金の返還を一部助成してくれる制度です。県外の大学へ進学・卒業した後に、射水市へUターンやIターンした学生が対象。若い世代の定住・移住を目的としています。

射水市の子育て事情

射水市の子育て事情や教育機関、子育て支援制度についてご紹介します。

教育機関

射水市にある教育機関（保育所含む）の数を見てみましょう。

• 保育所：24
• 幼稚園：4
• 認定こども園：2
• 小学校：15
• 中学校：6

※待機児童の数：0

射水市には認定こども園を含めて26の保育施設と4つの幼稚園があり、さらに中学3年生まで医療費が無料であるなど、子育て世帯にとっても人気のエリアとなっています。また市内10カ所の児童館や児童室、6カ所の子育て支援センターなどで子供の発育期に応じた支援や相談を行っている上、総合病院も2カ所（他45カ所以上の病院）あるなど、育児のトラブルや不安に対するケアも充実している点が特徴です。

子育て支援制度

射水市では、妊娠前の女性や夫婦を対象として「不妊治療費・不育症治療費」の助成が行われている他、出産後には「出産育児一時金」や「出産費資金貸付金」、「出産手当金」など様々な助成金が用意されています。さらに、育児期間中の休業に対する「育児休業給付金」や、実質無利子の「がんばる子育て家庭支援融資」など、子育て中に利用可能な支援制度も充実しています。

公園・施設

射水市内には大小合わせて134カ所もの公園があり、たくさんの市民にとって憩いの場として愛されている点が特徴です。また、中でも帆船海王丸を中心としたベイエリア一帯（18,200m2）に広がる「海王丸パーク」では、一年を通して様々なイベントが催され、その他にも色々な施設があり、市内外から大勢の人々が訪れています。その他、冬でも4コースのパークゴルフを楽しめる「富山新港元気の森公園」なども人気です。

射水市への移住者の声

暮らしに必要な商店街や商業施設が充実！

自宅から徒歩数分で地元商店街があって、昔ながらのラーメン屋さんからおしゃれなレストランまで色々な飲食店がそろっています。また、小杉駅周辺には大型ショッピングセンターなどもあり、普段だけでなく休日のショッピングでも利用できるお店が充実しています。

自然の美しさが残っているエリア

市内には寂れてしまった商店街もありますが、スーパーやドラッグストアといった店舗がそろっているため、車さえあれば日常生活を送る上で不便を感じることはあまりありません。また、住宅地から少し歩けば田んぼが広がるエリアになり、緑や川など自然環境が充実している点も特徴です。

富山の西にも東にも行きやすい利便性

射水市は富山市や高岡市に隣接しており、自家用車があれば富山の東西エリアに行きやすいアクセスの良さは魅力です。また、県民公園や動物園、図書館といった施設が多く、買い物をできる店も充実しているため、普段の暮らしで困ることはありません。ただ、電車や公共バスの本数があまり多くないので、その辺りの交通環境がさらに発展すれば良いと思います。

暮らしている人がみんな親切で若者も多い

例えば道に迷った時も、その辺の人に聞けばみんなが親切に教えてくれるし、犯罪など事件の話もほとんど聞きません。また、1人暮らしの若者や学生も多く、人気の飲食店などもあります。ただ、学生が遊べるような商業施設などが少ないので、娯楽に関しては物足りない部分もあります。

射水市での1年の暮らし

新年度のスタートと共に名産物の白エビ漁が解禁されます。桜並木やチューリップフェアで春の訪れを感じる時期です。5月頃になると過ごしやすい気候になるので行楽がおすすめ。梅雨が終わると海水浴場がオープンし、お祭りや花火大会などの夏の風物詩が味わえます。8月の稲刈りが終われば、いよいよ紅ズワイガニの競りが解禁され、食卓に空きの味覚が並び始めます。

10月には新湊曳山祭りが開催されて大勢の人で賑わいます。ズワイガニが解禁されたら、そろそろ冬支度を始める季節。スタッドレスタイヤを準備して初雪に備えます。1月後半から2月にかけて富山県は雪に覆われるのでスノーブーツや長靴が必須。3月になると雪も落ち着き、暖かい日が増えてくるでしょう。

人気エリアと不動産価格

射水市内で実際に販売されている不動産物件の価格や情報を、エリア別にピックアップしてご紹介します。

新湊エリアの不動産物件

富山新港を中心とした臨海工業地帯であり、射水市観光の中枢でもある新湊エリアでは、築年数や間取りに応じて100万円を切る物件から数千万円台の物件まで、様々な戸建て物件が販売されているようです。

小杉エリアの不動産物件

旧小杉町に当たる小杉エリアは、南部に日本海側最大級の住宅エリアである太閤山ニュータウンがあり、この半世紀で人口も急増している人気エリアです。物件の価格帯や種類も幅広くなっています。

大門エリアの不動産物件

高岡市のベッドタウンとして、和田川沿いに広がっているエリアです。一般の住宅地だけでなく、企業団地や流通団地も多く、物件は1千万円前後～1千万円台後半程度まで幅広くなっています。

※上記の物件情報は、2019年7月3日現在の内容です。