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防音室について解説し、防音室をリフォームで作る時の注意点、費用について紹介します。
富山市の地元で28年の実績を持つ株式会社ユニテ様より、よくあるお悩みと解決法や、その他、リフォーム時のポイントやアドバイスをいただきました。
楽器を練習するためには練習するスペースが必要です。かつてはリビングルームや自室でピアノの練習をするのは普通のことでしたが、最近はピアノの音が原因で殺人事件が起きたりするなど楽器の音漏れが大きな社会問題になっています。
楽器の音を消してヘッドフォンで聞きながら練習できるサイレント楽器も色々出ていますが、生の音ではないので楽器の本来の音を聞くことができません。
音楽の専門家やオーディオ専門家など一部の音楽を愛好する人の家には昔から防音室がありました。大変高価なものだったので一般の人にとても手が出るものではなかったのですが、最近は一般の人でもそれほど費用をかけずリフォームなどで憧れの防音室を持てるようになってきました。
防音室とは防音パネルなどの遮音設備で囲まれた部屋で、音を部屋に封じ込めるのではなく音漏れを防ぐことを目的としています。色々な楽器の演奏、ボーカル練習、オーディオ鑑賞、映画鑑賞など目的に応じて音の反響、吸収、拡散などの音響対策をする必要がありますし、録音が目的の場合は外部からの音も遮断しなければなりません。
防音室には一戸建てやマンションの一室をまるごと防音するタイプや部屋の一角に設置するボックスタイプのものがあり、予算や部屋の大きさ・余裕に応じて選ぶことができます。
リフォームで防音室を作る場合でも最初から防音室を作る場合でも、大きく2つの注意点があります。
予算がない、スペースがないからと一人がやっと入れるくらいの防音室を作る人も多いのですが、最初は嬉しくて満足していても、そのうち複数人で練習したくなったり、大きな楽器が持ち込めないなど不満が出てきますし、圧迫感があるので練習にも集中できなくなってしまいます。防音室を作る場合は用途についても良く考え、少し広めにすることをおすすめします。
防音室はサイズと遮音性能の高さに比例して金額が高くなっていきます。部屋の一角に設置する1人用のボックスタイプのものなら量産品で20万円台からありますが、6畳の部屋全体を防音室にすると組み立て式でも100万円以上、オーダーで防音のリフォーム工事をすると200万円前後かかります。遮音性能を更に高めると300万円ほどかかりますがドラム演奏もできる防音室を作ることができます。
防音室のリフォームは、どの場所をどのように防音するかで費用が変わってきます。
組み立て式防音室を設置する場合は50~300万円、1室丸ごと防音室にリフォームする場合は160~700万円となります。
遮音カーテンを付ける場合は8,000円~15,000円、防音機能のある窓ガラスに変える場合は5~13万円、内窓を付ける場合は7~15万円になります。
防音換気口に変える場合は2~5万円、吸音材と遮音シートを入れる場合は18~25万円となります。
遮音カーペットを敷く場合は1~5万円、防音機能のある床材に変える場合は25~30万円、遮音マットを敷く場合は30~60万円、吸音材を敷き詰める場合は35~80万円となります。
床材の下に遮音マットを敷く場合は30~60万円で仕上げ材の下に遮音マットを設置します。遮音マットの主なメーカーの製品ではDAIKENの遮音床パネルが8,900円~、JOTOの遮音マットが4,000円~となっています。
床材を防音機能のあるものに張り替える場合は25~35万円になります。代表的なメーカーとしてウッドワンの無垢ピノアースグランドフローリングは1㎡あたり13,000円、グランドフローリングは1㎡あたり10,000円~11,000円、DAIKENのオトユカフロアⅢは15,000円~です。
床材の下に吸音性素材を敷き詰める場合は35~80万円で、仕上げ材の下にグラスウールという素材を使って音を吸音します。代表的なメーカーとしては旭ファイバーグラスのアクリアUボードNTが1㎡あたり2,100円です。 もっと手軽な防音として防音カーペットを敷く方法があります。低反発素材カーペットが200cm×250cmで16,000円、タイルカーペット(静床ライト)が6畳あたり40,000円、コルクマットが6畳あたり10,000円です。
楽器の生音は意外と大きなものですが、ピアノ・楽器・生活音の大きさを比較したデータを紹介します。
70dB(デシベル):掃除機・大きな声・テレビ中音で、それと同じ大きさが新幹線の中・乗用・レストラン・工場など
80dB:ステレオ中音量・生ギター・ヴァイオリン・電話で、同じ大きさがボウリング場・機械工場の音・大型幹線道路など
90dB:ピアノ・クラリネット・ヴォーカル・フルートで、同じ大きさなのが地下鉄車内・パチンコ店内・滝の音の近くなど
100dB:ヴォーカル・ファゴット・オーボエ・ハープで、同じ大きさなのは地下の構内・地下繁華街の音・犬の声(1mの距離)など
110dB:サックスや金管楽器、同じ大きさは自動車のクラクション(2mの距離)など
120dB:ライブハウス、同じ大きさなのは新幹線が鉄橋を通過する時の音です。
130dB:生ドラム・ロックバンド、同じ大きさなのは落雷で聴覚器官へのダメージが大きくなります。
ピアノなどの楽器の防音室のリフォーム、住宅のリノベーション、増改築を手掛けている富山の会社では、様々な防音工事や防音リフォームを施工事例として持っています。ホームページなどで施工事例を見ると防音室リフォームの参考になります。またピアノの設置場所や向きを変えるだけで防音問題が解決したり、防振インシュレーターというものを敷くだけで防音できたという事例も見ることができます。
リフォーム業者にはコストを最小限に抑える方法やノウハウを持っているので防音室を作る前に、ぜひ色々相談してみましょう。
一般の方がリフォームについて想像できることより、実際にリフォームでできることの方がずっと多様性があり、利便性が大きく改善されることが多いです。日々様々な技術や商品が開発されているので、一人で悩まず、是非リフォーム会社に相談されることをお勧めします。
なおユニテのショールームでは各種リフォームサンプル展示の他、ゆったりお話ができる個室の打ち合わせスペースをご用意しております。また毎月テーマが変わる富山県内の作家さんによる手づくりギャラリーを併設。さらに富山では珍しい各地から取り寄せたドライフルーツ&ナッツ専門店(クノップ)が隣接していたりと、いろいろ楽しめますので、是非足を運んでみてください。
株式会社ユニテ
ユニテ様は富山で28年間の実績と信頼をもつ地元の優良企業。今回、当サイトへの施工事例掲載のために、地元で有名なリフォーム会社であるユニテ様に取材を申し込みました。
ユニテ様は住宅メンテナンスからはじまり、現在は住宅リフォーム事業と不動産業、注文住宅の設計・施工を手掛けています。年間1,000件以上のリフォーム依頼があり、部分リフォーム・リノベーション・増改築・全面改築の全てに対応。また同社の注文住宅のMagHaus(マグハウス)では、お洒落で、自然素材+最先端技術の住宅設計・施工を行っています。
構造や建築様式に得手不得手がなく、ほぼ全ての住宅リフォーム、リノベーションの要求に対して、柔軟に対応できます。そのため木造住宅、コンクリート住宅、鉄骨住宅、マンション、ビル等、建物の種類を問いません。
24時間365日体制でアフターフォローも万全。緊急時だけでなく、どんなに小さな工事でもフォローする体制が整っており、相談すればすぐに駆けつけてくれる頼りになるリフォーム会社です。
【ショールームがあります】
設備や素材のサンプルを実際にみながらや、個室相談スペースでゆったり相談することもできます。
また富山の作家による小物などの手作りギャラリー併設。ドライフルーツ&ナッツ専門店(クノップ)と隣接しています。
LIXIL主催 加盟店向け
コンテスト受賞歴
平成30年度 | 総合ポイント賞 | 中部第1位、全国第7位 |
まず窓賞 | 中部第1位 | |
北陸ブロック賞 | 北陸第1位 |
楽器演奏のための防音工事は程度によってとても高額となる可能性があります。
どの程度防音性能をもたせたいかなどできるだけ細かな情報を聞き、そのうえで予算等を考えながら最適な防音工事をしています。