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散村(散居村)の住宅リノベーション

富山県には日本最大級の散村地帯があります。

そういった地域の住宅に住んでいる人、または住宅を取得した人向けに、散村の住宅をリノベーションするときのポイントを記していきます。 

そもそも散村とは何か?

散村

富山県では、主に砺波平野や黒部川扇状地に見られる集落形態です。広い耕作地に少数の家がまばらに点在している集落のことを指します。

各住宅と住宅の距離がかなり離れており、住宅の周りが田んぼや畑といった特徴があります。

砺波平野の場合は、水害から家を守るために平野の中の比較的高い部分に一戸建てを建築し、周りの土地を耕したためにこういった散村が生まれたとされています。

散村では平野の中にポツンポツンと住居があるため、風を遮るものがありません。このため、家の周りに防風林を植えて対策を取るようになりました。

伝統的に切妻屋根の家屋が多いのも特徴です。

なお、富山県では散村のことを「散居村」と呼ぶことが多いようです。これは、会話の際に「山村」と区別するためと言われています。

散村の住宅はリノベーションすべき?

ここからは散村の住宅を入手した、あるいは住んでいる場合におけるリノベーションを考えていきます。

多くの人は、「どのように」リノベーションをするかに気を取られていますが、そもそもリノベーションを行うべきかどうかから検討してください。

リノベーションすべき人

・今後も長く住む予定があり、既に不便さを感じている

散村の住宅を買った、もしくは相続で手に入れて、今後散村に長期的に居住する人が対象です。

築年数が過ぎて傷みが多い家屋である、現代の生活様式に馴染まない住宅であるなどの問題があれば、今後の生活を考えてリノベーションを考えてもいいでしょう。

・生活にかかるコストと手間を長期的に抑えたい

古い住宅をそのまま使っていると、長期的に見てコストと手間がかかります。

断熱性が良くないため光熱費が高くなったり、破損の度に修理を行わなければならなかったりするのです。

一度リノベーションをして住宅の機能を上げれば、短期的にお金がかかっても長期的には割安となります。

リノベーションすべきでない人

・昔ながらの生活に憧れている

伝統的な生活や、いわゆる「田舎暮らし」に憧れて散村の住宅を入手し、移住する人もいます。

そういった人はまず憧れの生活を満喫してください。

古い住宅なので不便さもあるかもしれません。

しかし、その不便さを楽しむような生活が性に合うのであれば、リノベーションをしなくても構いません。

リノベーションはいつでもできるので、焦る必要はないのです。

・伝統的な散村住宅の良さをできる限り残したい

住宅の古さや伝統に価値を感じているのならば、あまり積極的なリノベーションは行わず補修などに留めておいてもいいでしょう。

住宅の古さを後世に伝えたい、または古さを利用してビジネスに活用したいなどと考えて、散村の住宅を買う人もいるはずです。

そういった方の場合、無闇にリノベーションするとせっかくの「古さ」が損なわれてしまう可能性があります。

どのようなリノベーションをすべき?

田舎

雪対策

富山県は全域が豪雪地帯であり、特別豪雪地帯に指定されている場所も多く見られます。リノベーションの際には雪対策を行いましょう。

可能であれば屋根雪を下ろす必要がない住宅にすると、冬の除雪中に屋根から転落する事故を減らせます。

また、雪国には家を雪から守るため、冬期に家を板などで囲う「雪囲い」をする習慣があります。

最近は雪囲いをしなくても問題なく暮らせる家が増えているので、リノベーションの範囲で可能なのであれば、そういった住宅に作り変えるのがオススメです。不可能な場合は業者と相談して、雪囲いをしやすいようにしてもらうと良いでしょう。

風対策

平野部にある散村住宅は直接風の被害を受けます。

家の周りの防風林が風やホコリから家を守ってくれるので、防風林を残した状態でリノベーションを行うのが無難です。

リノベーションの際に隙間風を防ぐ施工は当然として、台風などの際に室内からでも用意に開閉できる使い勝手の良い雨戸を誂えるなどの風対策をしたほうが良いでしょう。

窓には割れや劣化に強いガラスやサッシを導入してください。

断熱対策

風雪に耐えるため、壁には断熱材を入れてください。光熱費を安くする効果もあります。

断熱効果のある塗料もあるので、必要に応じて使用するのがオススメです。

結露対策

日本海側である富山県は冬場の結露が多い地域です。寒い部屋から暖かい部屋にノートパソコンを移動させると、結露による水滴で破損する事も考えられます。

部屋ごとの温度差を少なくするリノベーションに対応した業者も増えているので、興味がある人は探してみてください。

間取りの変更

伝統的な散村住宅は農村にあるため、3世代同居を前提として部屋数が多い傾向があります。

部屋数が多すぎて使い勝手が悪いようであれば、間取りごと変更してください。

その際、同時にバリアフリー化も進めると高齢になっても安心して住むことができます。

まとめ

散村は住宅同士の距離があるため、防音にはあまり気を遣わなくても問題ない場合がほとんどです。

リノベーションの際は自然環境に耐えられるかどうかを焦点に考えてください。

雪があるため、冬期とそれ以外では生活がガラリと変わります。土地の事情を熟知した業者に依頼すると心強いので、ぜひ地元の業者を活用してください。

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